おうち英語を始めるのに親の英語力はいりません。
私は高校までしか英語の勉強をしていないし、留学経験もないです。
英語ぺらぺらじゃなくても出来る、おうち英語の始め方をご紹介いたします。
知ってる単語から声に出す、ただそれだけ!
おうち英語っていったら、日常生活のほとんどを英語で話さないといけないと思うかもしれませんが
まったくそんなことはありません!
まず初めは親が知っている単語を声に出すだけでいいんです。
ABC~Zまでアルファベットを声に出してみる
ABCのアルファベットは誰でも声に出して読んだことがあと思います。
市販のアルファベットカードやポスターを指さしながら声に出してもいいですし、
きらきら星の曲に合わせて歌ってもいいです♪
ねんねの時期の赤ちゃんでもママの声はしっかり届いているので
寝かしつけの時はABCソングを歌うとか、起きてるときはアルファベットカードよ読み上げながらめくっていくのもいいですよね。
今は100均にも知育のグッズがたくさん売られていて、アルファベットのカードが売っていたりするのでかなり安く始められますよ!
英語教材の無料サンプルを取り寄せるとおまけでもらえたりもします。
もちろん最初は無反応ですがそれは日本語を話しかけても同じ事。
赤ちゃんは発語ができないだけでしっかり耳から記憶しています。
大好きなママの声でニコニコ話しかけられたり歌ってもらえたら
赤ちゃんもきっと嬉しいはず♡
スポンジのように吸収する時期なので反応は薄くてもしっかりインプット中です!
アルファベットから単語へ 色・動物・数
首が座って、ママのおひざやマットの上で遊ぶことが出来るようになるともっと声掛けが増やせます。
例えば、積み木の色を声に出しながら渡してみる。
「RED」「BLUE」「YELLOW」「GREEN」、、、そんなに難しい色は玩具にないと思いますので、
少ないバリエーションを繰り返すことになりますが、それがとっても効果的なんです!
特に幼児期は「ぶ~ぶ~(くるま)」など発語しやすいので、うちの娘は
「ぶぅう~(BLUE)」や「ぼぉ~(BALL)」は早くから発語が始まりました。
渡すときに色や単語を言いながら渡したり指さしたりする事で
「あ、ママがいつもくれるこれはBLUEってゆうんだな」「この丸くて楽しいのはBALLってゆうのか~」など
子供なりに一致させていくので簡単な繰り返しだけでOKなんです♪
おやつを数える時も絵本でくだものを数える時も「one, two, three, four, five、、、」と
英語でカウントしてみるとか、
動物の絵本を見ながら「CAT、みゃお~ぅ」「DOG、ワンワンワン!」「MONKEY、うき~き~」と
鳴きまねしながら読むのも楽しいです。
日本語だとひつじは「メーメー」なのに英語だと「ばぁ~ばぁ~」など、細かい違いもありますが
最初はややこしいので気にしなくて大丈夫ですよ~。
英語の絵本で書いてあればそのまま読めばいいし、思いつかなかったら日本語の鳴き方でいい。
せっかくの遊びタイムなので正解・不正解は考えすぎず、
楽しければOK、知育になってたらラッキー♪位の感覚が続けやすいです!
簡単な動きを声に出してみる
ここまで来たら段々と英語を話すハードルが下がってきてるはずです。
次は普段の行動や動きを英語で表現してみます。もちろん単語オンリーで大丈夫です!
日本語で「高い高~い」ってするのを「アップ、ア~ップ(up)!ダ~ウン(down)!」にしたり
ぴょんぴょん飛び跳ねてたら「ジャンプ(jump)!」おててをパチパチしてたら「クラップクラップ(clap)」
ニコニコ笑顔がかわいい時には「スマ~イル」、手を洗う時に「ウォッシュ、ウォッシュ(wash)」など。
ちゃんとした文章になってなくてもいい。全部が英語でなくていいんです。
「外から帰ったらおてて洗おうね~、(蛇口を上げながら)アップ、ウォッシュウォッ~シュ♪」みたいに
日本語と英語ごちゃまぜにしちゃいます!
「これって英語でなんていうんだっけ、、」って親が考えてる間に子供の興味はもう次へ。
考えてる間に無言で手を洗い終わった、なんてことになったらせっかくの声に出す機会がもったいないですよね。
そうならないように知ってる部分だけをちゃっちゃと声に出してしまいます。
「できたね~!」って時には「You Can Do It!」や「Finish!」「Nice」,「Perfect!」
ポジティブな単語を知ってる限りたくさん声掛けしてあげます。
こどもたちもママが言ってる単語は何かよくわからないけど、
この行為が成功するとママが笑顔で褒めてくれるんだなぁ~って理解していきます。
娘は写真を撮るときに「スマ~イル♪」と声掛けすると指をほっぺにあててにっこりするようになりました。
ご飯を食べ終わったら「フィニッシュ?」って聞くとこくこくと頷きます。
何回も繰り返している事なので小さな子でもすぐに覚えてしまいます。
だから簡単な単語でいいから日常に英語を散りばめるのが大切なんだなと日々実感しています。
親が英語を話せなくてもいい理由
親が英語を話せた方が子供の英語力向上に良い場合もありますが、良いところばかりではありません。
例えば、親が英語を話せる・自信があると子供に対して先生のように接してしまう場合があるからです。
どういうことかというと、子どもが間違えた単語や文法で親に話しかけるとします。
こどもは覚えたことや知っていることを親に聞いてもらいたい一心で嬉々として話しますが、
英語力が高いとついつい「それは○○○だよ~」と何の気なしに訂正してしまう。
確かに間違ったまま覚えてしまってはいけないと思うかもしれませんが、それが数回続いてしまうと
「間違えたらどうしよう」「これであってるかな」「また間違えたら恥ずかしいから言うのやめよう」と
せっかく声に出そうとしてたものにブレーキをかけてしまうことになります。
その点、英語に自信がない親であれば子どもが言ってることが正解か不正解かに関わらず
子どもが英語話すだけですご~い!!となるので子供ももっと親に教えたいのでもっと英語を話すようになります。
おうち英語に必要なのは塾の講師のような英語力ではありません。受験の時は塾に任せましょう。
子供と一緒に楽しみながら学んでいく、同じ習い事の仲間のような存在で併走するのがいいと思っています。
自分の英語力に関係なく、出来る範囲で気楽におうち英語を始めるきっかけになれば嬉しいです。